春著の子
2009年 01月 06日
《 流鏑馬やまばたきもせぬ春著の子 》
はるぎ
季語=春著(はるぎ) 1月 新春に着る晴れ着。
春著を着た幼児や若い女性たちの晴れ着姿は正月らしい
華やかな風情である。
正月の三が日、散歩をかねて主人と近所の護国神社と 加藤神社に初詣に行きました。
護国神社から 二の丸公園を抜けて加藤社に行くと、
二の丸公園に幾張りものテントと椅子が設置して在ります。
気になりながらの三日目、テントの周りには人だかりして パンフレットを配っています。
「清正公 新春の言祝ぎ」 とあって、
3時前には「流鏑馬(やぶさめ)」があると書いてあるではありませんか。
「流鏑馬・・・観たい!!」と叫ぶや、
ロープを張られた流鏑馬の的の前にどっかと座り込んだ私を、
主人は苦笑いしながら待っていてくれました。
大勢の子供たちに混じって「まばたきもせず」流鏑馬を見ていたのは・・・私です。
by kiraratonbo
| 2009-01-06 17:08
| 新年の句